2024年7月1日。
梅雨どきに美しく優雅に咲く紫陽花が
雨に映え、
風情を感じさせる季節でもございます。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。
間もなく七夕がやってまいります。
芋の葉の露で墨を刷り、
願い事を短冊に綴るという
七夕の習慣は江戸時代に
形づくられたそうです。
七夕に文(短冊)を添えるので
「文月」という説があります。
天の川をわたって、
織り姫と彦星が一年に一度、
この日にだけ会える物語は、
万葉の時代から歌にも詠まれ
千三百年を経た現代に至るまで、
私たちの共感を呼ぶ
最も親しまれている
祭事ではないでしょうか。
この『トキワ日和』も
毎月1日は、
その月を代表する
風物詩の置き物を写真で
紹介させていただいております。
これまでの7月は「七夕」。
しかし、今月7月は
雨を望む私どもにとりましては
「梅雨最中」。
「雨々降れ降れ、もっと降れ♪」
そんな願いを込めて
『6月と7月の置き物のコラボ』
このような発想は
いかがでございましょうか(笑)
入道雲が青空に沸き上がる
夏への梅雨は入り口とか…。
蝉時雨や、眩しい陽射しの季節が
間もなくやってまいりますが、
私どもにとりましては、
まだまだ梅雨明け前。
今年の梅雨が遅い梅雨入りだった分、
梅雨明けも遅く…、
そんな願いは私どもだけ?(苦笑)
どうぞお身体にお気を付けて
お過ごし下さいませ。
それではごきげんよう…。