よくお客様からトキワのレインウェアは何でそんなに派手なの?原色系だね。。。というお話を頂きます。今回はそんなトキワのレインウェアの色味・カラーについてお話します。

雨の日の交通事故

最近、トキワの地元・東京においても道路を走るのは、車、バス、トラック、バイクだけでなく、コロナ禍でのデリバリー需要からなのか、自転車もかなり増えてきました。また、これまで原付バイクと同じ扱いだった電動キックボードについても、時速20キロ以下で走行するのであれば16歳以上の免許が不要となり、道路でも見ることが増えてきました。このように、東京都内の道路の幅は広がっていないのに、その道路を走る乗り物は増えています。このような道路では当然のことながら事故も増えますので注意が必要です。また、これが雨の日だと事故が更に増えます。雨の降っていない日と降っている日だと4倍にも事故が増えると言われています。雨の日に事故が起こる原因はたくさんありますが、事故の発生原因の1つに、雨の日は車のドライバーも雨で視界が悪いこともあり、人の認識・判断に遅れが出てしまうという事情があります。

カッコよさより、あなたの安全

話は変わりますが、色には、毎年流行があると言われますね。その流行色をもとにファッションがデザインされ、流行色をもとにデザインされたファッションは世界的なコレクションでまず発表されると聞きます。世界的なコレクション・・・カッコいいですよね。
さて、私たちがやっているレインウェアにおいては同じ着る物であっても、毎年の流行色のようなカッコよさはありません。
そんなレインウェアの色は、「この色は必ず色展開に入る」というような定番色であったり、「この色はよく売れる」というような売れ筋の色というものもあります。
トキワの色展開も定番や売れ筋という色は、もちろん入りますが、それ以上に意識しているのは「その色は目立つか?」ということです。薄暗い雨の日に、車のドライバーに「あっ!人がいる!」と分かってもらえる色のレインウェアで雨の日の安全が守られるのであれば、トキワは「カッコよさよりあなたの安全」を優先して色を選ぶようにしています。

雨の日の働き方改革、一緒に考えませんか?

なので、、、、今回のお話にあるトキワのレインウェアが派手な理由は、事故を防ぐために薄暗い雨の日でも、車のドライバーにいち早く認識してもらう事を何よりも優先しているからです。トキワのレインウェアは雨の日に様々なところで使ってもらっていますが、特に会社でのお揃いのユニフォームとして使っていただいています。会社の雨の日のユニフォームとして決めるときに担当の方からよく言われるのは「従業員が雨の中、事故にあわないような安全な色のものにしたい」というご要望です。事故があってからでは遅いですよね。事故があったら労災やら何やら会社としての対応も大変ですよね。「カッパは自分で買って。代金は会社で精算するから」と言って働く人任せにしていませんか? 会社で「ちゃんとしたレインウェア」を用意してあげられる会社っていいなぁと思います。会社で働いている人も「大事にされてる」と、きっと思うはずです。雨の日の働き方改革、一緒に考えてみませんか!?