レインウェアの表素材

レインウエアの表素材は、現在の合成繊維が使われるようになってからも、その種類はあまり多くは見られません。しかも一時期、目に付くようになった素材であってもその後衰退、現在でも根強く継続している素材は、一般的なヤッケやウインドブレーカーなどにも使われている「レギュラーのナイロンタフタ」です。 ここでは、あくまでも表素材に絞って、そのこれまでを振り返ってみます。 各年代の主要な表素材 かつての藁(わら)「蓑(みの)」、紙「桐油紙」、絹「羽二重」を経て、1950年代の昭和中期から防水性がより求められるようになって、素材の裏面に樹脂加工が施されるようになりました。 樹脂加工の樹脂の種類やその加工方法につ … 続きを読む レインウェアの表素材